AI活用の前提となる、情報漏えい・権限・ログの安全対策。
AIを業務で使うほど、情報の扱い、アクセス権、端末、クラウド、ログ管理の重要性が高まります。KYMは、AI時代に必要なセキュリティ対策を中小企業でも運用できる形に整理します。
Microsoft 365、Copilot、ネットワーク、認証、監査ログ、ISMSの観点を組み合わせ、AI活用を止めずに守る設計を支援します。
AI時代に増えるセキュリティ課題
AI導入そのものよりも、既存の情報管理や権限設定の不備がリスクを拡大させることがあります。まずは足元の管理状態を確認することが重要です。
AIへの機密情報入力
契約書、顧客情報、相談内容、未公開資料などを外部AIに入力してしまうリスクがあります。
過剰なアクセス権
Copilotや社内検索AIが、権限不備により本来見せるべきでない資料を表示する可能性があります。
個人アカウント利用
会社管理外のAIサービスや個人アカウントに業務情報が残り、後から管理できなくなることがあります。
ログ不足
誰が、いつ、どの情報を利用したか確認できず、事故発生時に原因調査や説明が困難になります。
端末・認証の弱さ
パスワードのみの認証、管理されていないPC、古い端末がAI利用の入口になることがあります。
SaaSの乱立
便利なAIツールが部署ごとに導入され、契約、データ保管、退職者対応、監査が追いつかなくなります。
AIを安全に使える組織のあるべき姿
AIセキュリティは、AIだけを守る話ではありません。ID、端末、ネットワーク、クラウド、データ、ログを一体で管理し、経営者がリスクを把握できる状態を作ります。
情報が分類されている
公開可、社内限り、社外秘、AI入力禁止など、AI利用前に情報の扱いが整理されています。
権限が最小化されている
必要な人だけが必要な情報にアクセスできる状態を維持します。
認証が強化されている
MFA、条件付きアクセス、管理者アカウント分離などで不正利用を防ぎます。
端末が管理されている
業務端末、私物端末、管理端末を区別し、AI利用時の入口を制御します。
ログが確認できる
Microsoft 365、端末、ネットワーク、セキュリティ製品のログを必要に応じて確認できます。
初動手順がある
不審な挙動や情報漏えいの疑いがある場合に、何を止め、何を残すかが決まっています。
KYMのAIセキュリティ対策アプローチ
高度な製品を入れる前に、まず守るべき情報、利用者、端末、権限、ログを整理します。中小企業でも継続できる現実的な対策を優先します。
導入前に確認すべきこと
AIサービスを契約する前に、既存のMicrosoft 365、SharePoint、Teams、OneDrive、端末、管理者アカウント、バックアップ、ログ設定を確認してください。ここが未整理のままAIを導入すると、リスクが見えにくくなります。
現状リスク確認
利用中のAI、SaaS、Microsoft 365、端末、ネットワーク、アカウント管理状況を確認します。
情報資産と権限の棚卸し
AI利用に関係するファイル、メール、SharePoint、Teams、顧客情報の権限を整理します。
認証・端末対策
MFA、管理者分離、端末保護、私物端末利用、セキュリティ更新の状態を確認します。
ログ・監査設計
Microsoft 365監査ログ、サインインログ、端末ログ、ネットワークログの確認方法を設計します。
AI利用制御
入力禁止情報、利用可能AI、外部SaaS、DLP、ラベル、共有制御を整理します。
初動対応と改善
不審な挙動、情報漏えい疑い、アカウント侵害時の手順と改善計画を整備します。
AIセキュリティ対策の整理例
対策を製品名だけで考えず、何を守るための管理策かを明確にします。
| 領域 | 主なリスク | 対策例 |
|---|---|---|
| ID・認証 | 不正ログイン、管理者アカウント侵害 | MFA、条件付きアクセス、管理者分離、不要アカウント削除 |
| データ | 機密情報のAI入力、過剰共有 | 情報分類、Sensitivity Label、DLP、外部共有制御 |
| 端末 | 管理外PC、マルウェア、紛失 | Defender、Intune、暗号化、更新管理、端末台帳 |
| クラウド | SharePoint権限不備、SaaS乱立 | 権限棚卸し、ゲスト管理、SaaS利用ルール、監査ログ |
| ネットワーク | IoT混在、管理画面露出、分離不足 | VLAN分離、管理ネットワーク、Wi-Fi分離、ログ取得 |
| 運用 | 事故時に判断できない、証跡不足 | 初動手順、報告ルート、ログ保全、定期点検 |
成果物・進め方・支援メニュー
具体的な支援メニュー、成果物(セキュリティ現状確認書・リスク整理表・点検チェックリスト等)、支援の進め方は、セキュリティ支援の概要ページをご覧ください。フレームワーク参照(NIST CSF・MITRE ATT&CK・IPA等)はAIガバナンスページにまとめています。
AIを活用する前に、守るべき情報と権限を整理しませんか。
AIセキュリティは、難しい製品を増やすことではなく、今ある情報・端末・権限・ログを正しく扱うことから始まります。KYMが現実的な対策設計を支援します。
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