クラウドサービス
企業でも個人でも、PCだけでなくタブレットやスマートフォンの普及に連れて、知らず知らずのうちに利用が増えている 『クラウドサービス』 について、ここでは企業の立場から効果的な活用やその選択について考えてみたいと思います。
クラウドサービスが普及した理由の一つは、女性活躍や地域創生が話題になり、多様な働き方が求められるようになったこと。
もう一つが、どこに居ても手軽にインターネットにつながる環境ができ、各ベンダーによるクラウドの環境が整備されてきたことにあります。
企業経営において、例えばマイクロソフトやセールスフォースが日本国内にクラウドサーバーを用意し、日本の経営者にも安心してバックオフィスの日常業務を使えるようになりました。
また IT の専門的知識のない人でも簡単に作れる 『ホームページ』 、簡単に扱える会計ソフト、販売管理、レジもクラウド上でセットしてすぐに使えるようなソフトウェアが増えており、従来から比べてローコストで、所有せず時間もかけずに IT を使える企業環境が整って来ました。
また、Facebook に代表されるような SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
では、情報発信と共有が簡単にできることから、双方向のネット上でのやり取りが、企業の経営環境までも変化させています。
情報を扱うデバイスもたくさん種類が増え、PC ・ タブレット ・ スマートフォン などの情報通信機器だけでなく、時計 ・ テレビ ・ 車のナビゲーション など生活に使われるもの、体重計や血圧計などの健康機器など、身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながり、リアルタイムの情報が飛び交っているのが現在です。
地方であっても独自の強みのある企業様は、場所や時間を選ばず、仮に店舗を持たなくても商品やサービスを提供したり、利用できる 時代になっています。